アミュスフィアの仕組みとは?実現できる可能性についても考察してみた

アニメ

SAOで登場するVR機器と言えば?

多くの人はまず最初にナーヴギアを思い浮かべるのではないでしょうか?
私もそうです。

そのため、ナーヴギアについての解説記事は多く見られます。

しかし、SAOで登場するVR機器「アミュスフィア」について解説している記事はあまり多くないのではないでしょうか。

そこで今回は、そんなアミュスフィアの仕組みと実現性を、ナーヴギアとの違いを踏まえて解説します。

アミュスフィアの仕組みの前にアミュスフィアとは?

アミュスフィアは、ソードアート・オンラインという作品で登場するフルダイブ型VRゲームのハードです。

二つのリングが並んだ円冠状をしています。

ナーヴギアの後継機で、ナーヴギアよりもセキュリティが強化されています。

アミュスフィアの仕組みを解説

アミュスフィアには大きく以下の機能があると考えられます。

  1. 電磁波による五感へのアクセス
  2. 脳から体への命令を遮断
  3. 自動カットオフ機能
  4. 警報機能

 

アニメ1期の16話「妖精たちの国」で、エギルは「アミュスフィアは、ナーヴギアのセキュリティ強化版でしかない」と説明しています。

このことから、上記機能の1と2はナーヴギアの仕組みと同じだと考えられます。
詳細については以下の記事で解説しています。

 

そして、アミュスフィアとナーヴギアの大きな違いは、セキュリティ面です。

ナーブギアでは、信号素子を焼き切るほどの高出力マイクロウェーブで脳の一部を破壊できましたが、アミュスフィアではできません。

このことは、アニメ2期の1話「銃の世界」で、菊岡誠二郎が開発者に聞いたと言っています。

そして、アミュスフィアでは、安全性強化のために自動カットオフ機能警報機能が搭載されています。

自動カットオフ機能

心拍や体温の異常が起きた場合に、自動的にログアウトしてくれる機能です。

アニメ2期の11話「強さの意味」では、デスガンが家に待機しているかもしれないと知って、シノンの心拍数が急激に上がり、自動ログアウトされそうになっています。

また、原作のソードアートオンライン6 ファントム・バレットでは、アムスフィアは脳内血流を監視しており、危険なほど脱水する前に自動カットオフすると、明日奈は説明しています。

警報機能

外部の人が、アミュスフィアを装着したユーザーの体を揺するまたは、耳元で大声で呼ぶと、ゲーム内で警報が届く機能です。

これは、アニメ2期の20話「スリーピングナイツ」で、アスナが母親からアミュスフィアの電源コードを抜かれた時に説明しています。

アミュスフィアの仕組みは実現できる?その可能性は?

ここからは、私の勝手な考察になります。

機能別に実現できるかどうかを見ていきたいと思います。

五感へのアクセスと脳から体への命令を遮断は実現できる?

アミュスフィアの場合、ナーブギアに比べて「電磁波による五感へのアクセス」は難しくなるではないかと思います。

というのも、ナーブギアは頭をすっぽり覆いかぶさる形ですが、アミュスフィアの場合は耳の数センチを囲む形になります。

そのため、知覚などの脳の上のほうに位置する箇所に、電磁波を当てて疑似感覚を作りだすのはナーブギアよりも難易度が上がると考えられます。

「電磁波による五感へのアクセス」と「脳から体への命令を遮断」の実現可能性については、以下の記事で紹介しています。

自動カットオフ機能は実現できる?

自動カットオフ機能では、心拍や体温の計測が必要になりますが、これはすでに実現されています。

また、脳内血流の監視による脱水症状の予防では、以下のサイトの血流センサーが実現できれば、いけるのではないかと思います。
ウェアラブルで高精度な健康管理!京セラの血流量センサー

警報機能は実現できる?

これもすでに実現している機能だと思います。

体を揺すりの感知については、PCの揺れの検知などを応用すればいいのかなあと思います。

耳元で大声で呼ぶについては、一定以上の音を検知できれば問題ないと思います。

結論

ナーヴギアと同様に難しく、100年以上はかかるのではないかと思います。

また、アムスフィアではセキュリティ面が強化されたため、ナーヴギアよりも難易度は上がります。

しかし、自動カットオフ機能や警報機能は実現されている機能が多いため、そんなに難しくないと考えられます。

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