なぜ大学受験失敗という人生最大の挫折から這い上がれたのか

人生

皆さんは挫折をしたことがありますか?

ほとんどの人が「はい」と答えるのではないでしょうか?

私も多くの挫折を経験しました。

中でも人生最大の挫折は大学受験です。

受験に失敗したときは、自分の何もかもが否定されたようで、本当に生きているのが嫌になりました。

しかし、今では受験に失敗してよかったと思っています。

今回は、私が大学受験という挫折を経験し、そこからどやって這い上がってきたのか紹介します。

大学受験という人生最大の挫折

なぜ大学受験が人生最大の挫折だったのか?

それは、高校時代に青春を捨てまで勉強に力をいれていたのにも関わらず、第1志望は愚か、第8志望ぐらいの滑り止めにしか受からなかったからです。

  • 高校は内申点と面接で入り、実力で入ってないのに負い目を感じてて、大学こそは試験で点数を取って実力で入りたい。
  • 地味で根暗、運動音痴で芸術センスもなく、まともに戦える分野が勉強だけ。

そんな風に思っていた当時の私は、とにかく勉強一筋でした。

平日は、部活終わって家に帰ったら3時間ぐらいは、次の授業の予習と復習。
土日も予習と復習が終わるまで勉強。

そのかいあって、試験はだいたいトップ5以内には入っていたと思います。

そして、2年生の秋ごろには予備校に通いだし、模試の成績もみるみる上がり、順調まっしぐらでした。

しかし、夏ごろからスランプに突入します。

センター試験でもでも点数が足りなくて、第一志望の国立が受けられず、併願してた私立校もほとんど落ちて、受かったのは滑り止め。

最後の望みであった、公立大学の受験も得意の化学で大失態。

泣きながら家に帰り、しばらく部屋に引きこもっていました。

  • どんなに頑張っても、結局最後には才能があるやつが勝つ。
  • 青春を捨ててまで頑張った高校3年間の努力は何だったのか。

そんなことを考えた私は、何もかもやる気をなくし、自分が大学受験に失敗したことを聞かれたくなくて、人と会うことも避けました。

卒業式などで高校に行かなくてはいけなかったのが本当に苦痛でした。

今までの人生では、あまり大きな失敗を経験しなかったため、これが人生初、そして人生最大の挫折でした。

大学受験の挫折からの復活

大学受験で挫折をして落ち込んでいましたが、浪人するか滑り止めで受かった大学へ行くか決めなければいけませんでした。

悩みに悩んだのですが、もともと浪人しないと決めていたこと、燃え尽き症候群で何もやる気が出なかったこともあり、大学へ行くことを決意します。

しかし、受験の失敗を引きづってしまい、何をしてもつまらない毎日。

家に帰っては受験時代のことを思いだして泣くこともありました。

そして、大学に入って2か月が過ぎたころ、私は仮面浪人をすることを決意します。

仮面浪人の結果は、残念ながら第1志望の大学には行けませんでしたが、それでも行きたかった大学には合格することができました。

でも、やっぱり第1志望の大学に入れなかった悔しさはあります。

そのため、新たに入学した大学でも、サークルには入らず、とにかく勉強を頑張りました。

平日は授業が終わったら図書館に残って授業の復習をし、テストの2週間前は朝9時から夜10時まで図書館で試験勉強をしました。

その結果、成績上位者として奨学金をもらうことができ、卒業時には成績優秀者として表彰されました。

この時、受験に失敗したけど、頑張ってきてよかったなあと思えた瞬間でした。

挫折した私を支えてくれた名言

私はアニメが大好きで、挫折で落ちこんでいた時も、仮面浪人時代を支えてくれたのは、まぎれもなくアニメです。

そんなアニメの中で、挫折したときに力を与えてくれた名言を紹介します。

一度地獄に落ちて、そこから這いがって来てみろ。貴様にそれができるか。

遊戯王GX54話「サンダーVSエリート君!メカおジャマキング発進」 万城目サンダーのセリフより

万城目は中学を首席で卒業したエリートで、デュエルアカデミアという遊戯王カードの高校で、最も高い階級のオベリスクブルーに入ります。

プライドが高く、周りを見下し、時には対戦相手のデッキを捨てる最低な性格です。

そんな万城目ですが、自分よりも階級の低い主人公(遊戯十代)とデュエルで負け、退学をかけたデュエルで敗北してしまうのです。

自分が馬鹿にしていた相手にデュエルで負け、挙句の果てには退学。

そう、万城目はこの上ない挫折を味わうのです。

しかし、彼はデュエルアカデミアの姉妹校であるノース校に乗り込みます。

ノース校は完全実力主義で、彼は拾い集めたカードだけで、ノース校の全員を打ち負かし、トップの座をつかむのです。

そして、彼はノース校の代表として、デュエルアカデミア本校との親善試合で再び主人公の遊戯十代と戦うことになるのです。

残念ながら、勝負には負けてしまったものの、これを機にデュエルアカデミア本校に戻ることになります。

その後、2年生に進級し、かつての自分と似た境遇の新1年生とデュエルをすることになり、その時にいったセリフが上記の名言です。

一度挫折をして地獄に落ち、その悔しさをバネに這い上がってきた万城目だからこそ言えるセリフですね。

私も万城目と重なる部分があります。

高校では、テストの順位が常にトップ5に入っていた私ですが、大学受験で失敗して一度地獄に落ちました。

しかし、その悔しさをバネに勉強を続け、第一志望の大学に入れなかったものの、成績優秀者として奨学金をもらい、表彰されました。

万城目と同じように、一度地獄に落ち、そこから這いあがってくることができたのです。

最後に

上を目指したり、何かに挑戦する際には、失敗や挫折は付きものです。

そして、失敗や挫折をしたときは、本当に生きているのが嫌になるほど辛い気持ちになります。

その当時は死にたいとすら思ったこともありましたが、今では挫折して本当によかったと思っています。

人は負けを知ったとき、自分を冷静にみることができるようになります。

その時こそが、自分を客観的に見つめ直し、自分を変えるチャンスでもあります。

挫折をして辛い気持ちになりますが、くじけないでください。

その悔しさをバネにして行動し、馬鹿にした連中にこう言ってあげましょう。

一度地獄に落ちて、そこから這いがって来てみろ。貴様にそれができるか。

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