こんにちは、フルルです。
皆さん大学生活は充実していますか?
大学3年くらいになると、特に理系の方は大学院に行こうか考える時期だと思います。
私自身は、もともと研究者を目指していて、大学でも勉強をかなり頑張っていましたが、就職の道を選びました。
大学院に行こうか悩んでいる人の参考になるように、なぜ大学院に行かなかった理由を紹介します。
自分が手を出すと実験が必ず失敗?
大学院に行かなかった理由の1つ目。
それは、不器用すぎて実験が下手だったことです。
大学1年生と2年生では、毎週実験があったのですが、とにかく私が手を出すと理想の結果とずれるのです。
だから、ほとんど実験の時は見てるだけでした。
大学3年時からは、研究室での実験が始まるのですが、やはり実験はダメダメ。
説明書通りにやればできる簡単なことも、失敗ばかりでした。
もうこんな経験から実験が大嫌いになりましたw
まあ、教授になると自分で実験をすることは少なくなりますが・・・
それでも自分に研究者は向いていないなあと思いました。
研究者という世界にうんざり!?
大学院に行かなかった理由の2つ目。
それは、自分の思っていた研究者という世界と異なっていたからです。
研究者というと未知のことを探求していく、というかっこいいイメージだったのですが、
なんかお金が絡んだめんどくさい世界だなあと思ってしまいました。
例えば、研究をする上では、研究費をもらわなければできないのですが、研究費がもらいやすいのは当然みんなの役に立ちそうな研究です。
私が所属していた生命科学科はどちらかというと基礎研究、つまり社会に役立つというよりは、どのような仕組みでその現象が起こっているかを解明することが多い分野です。
なので、研究費をもらうのが大変なのです。
あとは、どっちが先に特許をとるのかという特許論争など、純粋に未知のことを探究していくだけではないと感じました。
また、研究者の魅力に一人で黙々とやっていけることだとも思っていたのですが、
意外と人間関係がめんどくさそうだなあと感じてしまいました。
研究室というのは、基本的には数十人くらいの小さな社会です。
自分の配属した研究室は大丈夫でしたが、研究室の中には上下関係が厳しいところもありました。
研究者というのはプライドが高い人が多いように感じます。
どこにいっても存在しますが、特に研究者という世界は、妬みや嫉妬が色濃い場所なんだとも感じました。
未知のことをひたすら探求していく、そんなイメージからは大きくずれていましたね。
SAOにあこがれたITの世界
理由の3つ目。
それは、IT業界にあこがれていたからです。
もともと、「ソードアート・オンライン」(通称SAO)というアニメが大好きでした。
SAOについて知りたい方は以下のサイトがわかりやすくまとめられています。
川原 礫&ソードアート・オンライン 公式サイト
中2みたいな考えですが、SAOに出てくるVRとかプログラミングに憧れて、SAOに少しでも関係する仕事がしたいと思ってました。
そして、大学2年で受けたバイオインフォマティクスという授業で、少しプログラミングやったのですが、意外と面白く、プログラミングスキルを身に着けられるところがいいと思うようになりました。
ちなみに、生命科学科の就職先というと、だいたい食品業界、医薬品業界、研究職が定番ですが、私の通っていた大学では、意外とIT業界も多いです。
情報系の出身じゃないときついのかなと思っていましたが、ITの知識がない未経験からでも大丈夫という企業が意外に多くて、IT企業への就職を考え、大学院へは進学しないことを決めました。
最後に
今実際に仕事をしていて、大学院に行けばよかった、なんて後悔は一度もありません。
むしろ、IT企業に就職してよかったと思っています。
まあ、仕事はもう辞めたいですが・・・
一個人の意見ですが、悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。